今日は・・・2006年01月17日

授業から帰宅して、ほっと一息ついていると外からこんな声が聞こえてきました。 「おじいちゃん、そこにいててなぁ~」 「ほーい」 「おじいちゃん、まっててなぁ~」 「ほいほい」 必死になって声をかけている男の子と、のんびりした調子で答えるおじいちゃん。その会話はありふれた・・・、本当にありふれた日常の光景でした。

でも、そんな日常が一変したのが「阪神大震災」のこの日・・・

実は今日、授業の休憩中にあるネットニュースの記事を見つけました。 その内容は、いまだ震災のつめあとが残る地区でお互いを助け合って生きている高齢者のお話でした。 男性の方は、震災で奥様を亡くされていて、同じ被災者の女性に亡き奥様を重ねあわされたそうです。 助け合うと言っても、お互いに約束事を決め馴れ合わないようにしてらっしゃるのですが、(この方は病気で車椅子の生活をおくってらっしゃいます)いまだに傷跡がいえないかの地を思うと胸が痛みます。

ミケ猫の友人、親戚にも直接的&間接的に被災した方々がいます。ミケ猫は、当時関西圏でないところに引越しをしていたのですが、実震災の起きる 前々日、友人の結婚式に出席するため大阪へ出てきておりました。親元には震災前日にかえったのですが、帰りの新幹線から見た神戸の街並みを照らす夕日を思うを切なくなります。

阪神大震災以外にも、地震国の日本ではいたるところでまだまだ本当の意味で復旧されていない地域があると思います。

当たり前の日が 当たり前でなくなった時

そんな思いをしている方々がいることを、忘れずにいたいものです