足跡＠心象風景

　ゴールデンウィークを利用して、平家物語　扇の的で有名な屋島へ行ってきました。

なーんで今頃屋島かといえば、去年からプレイ中のゲームの影響もあるのですが、古典の時間に”扇の的”を習って以来、この話はミケにとって好きな古典ベスト３に入ることに・・・

で、一度訪れてみたい、と思ってはいたのですが、何を勘違いしたのか、扇の的の舞台って須磨の方だと思っていたんですよね・・・（あぁ地理の出来ない女←高校時代年表覚えるのが面倒で地理を選択したくせに）

高松駅から琴電で瓦町まで行き、乗り換えて屋島までは３０分ほど。 意外な近さにちょっとびっくりでした。 （そういえば、ゲームでも「屋島は小さな町ですから・・・」とか言われていたよな）

ガイドブックによると、琴電屋島と屋島山上を結ぶロープウェイがあると書かれていたのですが、どうやら無くなるようで、駅と山上を結ぶのはシャトルバスが出ていました。（片道１００円！）

バスで山上まで１０分ほど。徐々に上がってゆくにつれて、美しい景色が広がって行きます。

山上は少し寂れているとはいうものの、最近、水族館ができたようで、家族連れが多くなっていました。

山上に着いてまずは、屋島寺宝物館へ

屋島寺の中にある、宝物館へ。ここには、源平にちなんだお宝が保管されていました。

那須与一の子孫が寄進した、源氏の白旗や屋島合戦絵巻など、数は多くはありませんでしたが、しばし源平の時代を思い起こしたりして・・・

ちなみに、那須与一が射抜いた扇の小船に乗っていた、平家側の女房の名前は「玉虫」なんだとか・・・・ 玉虫・・・確かに羽が装飾に利用されるくらい綺麗だけど、微妙な名前(笑)

宝物館のある屋島寺は四国八十八ヶ所の８４番寺で、境内には巨大な狸がっ！！

なんでも、屋島で道に迷った弘法大師を箕の傘をまとった老人に変化して、屋島寺へ導いたのは四国狸の大将である「屋島太三郎狸」なんだそうで・・・奥さんも隣にいました